痛みや痺れ・悩みからの解放!身心(身体と心神)の総合調整・苦痛者救済

コ・ラ・ム

★★★【整体って・・・】☆☆☆

「整体院と整骨院は違うんですか?」という方が、いらっしゃるようです。
【整骨院】とは
ほねつぎとか接骨院などと呼ばれ、柔道整復師という国家資格者による施術を行います。
医療行為ではないので、診断や投薬はできませんが、医師の指示があれば保険が使える
こともあるようです。昔は「ほねつぎ」という名称が一般的だったように、主に外傷に
よる怪我(捻挫、骨折、打撲、脱臼など)に対する施術を行います。
これらは(急性の)ケガを治療する施設です。ですからほとんど用がないと思います。
ところが、肩こり、腰痛などの治療を整骨院で受けることは本来は保険適用外ですが、
整体人気を利用し整体を看板に出して宣伝集客、整体院と同程度の通常の料金を頂戴
しているところもあります。
【按摩(あんま)・マッサージ・指圧】とは
厚生大臣免許のそれぞれ別個の国家資格です。広告が規制されています。
マッサージ・指圧・按摩等それぞれ異なりますが、施術者の体重をかけて手や指、器具
などを用いて身体の各部を押したり揉むなどして、身体のこりをとったり血行を良く
したり痛みを軽減したりします。ちなみにマッサージはフランス生まれ、身体の抹消から
心臓方向へ向かって行なう求心性という方法で行なわれています。
心臓に向けて腫れやむくみをとろうと擦り上げる施術です。
一方、指圧やあんまは遠心性です。身体の内側から抹消へと揉みながら押し下げると
いう方法です。ですから個人差はありますが、体中がだるくなったり筋肉などに痛みを
覚えたりすることがあります。マッサージであれ指圧や按摩であれ、これらには
「揉み返し」が多いです。このもみ返しは、刺激が強すぎたりして筋線維に損傷を
与えたことで生じます。このことが起こる原因を、受けて側が原因であるかのよう、
言いくるめられてしまいがちです。


【整体】とは
非常にたくさんの種類があり、上記とは違い法的に保護されずともたくさんの療法が
あります。上記のマッサージ等との区別は「揉み返し」があったらマッサージ行為です。
上記以外のほとんどは『整体』に含まれます。生体・正体・精軆などと表記するところ
もあり、従来から上記国家資格に追従して需要があり、社会に貢献しています。
術者が主に手技により骨格や関節の歪みやズレを正し、骨格筋を正常な状態にする
ことにより、血液、リンパ、神経の流れを正常化し、症状の緩和をめざすものです。
狭義の意味での整体は、日本武道療法がルーツであるとされていますが、一般には
中国から入った「椎拿(すいな)」を指しますが、西洋から入った「カイロプラク
ティック」や「オステオパシー」、話題の「気功」、操体法、タイ式マッサージ、
足裏マッサージ、ゆらし療法、トリガーポイント療法、などなども含まれます。
国家資格ではなく民間療法のため、多くの団体、流派があり、施術内容はいろいろで、
金額にもばらつきが非常にあります。日本においては整体療法に含まれるものの、
整体と名乗らず開業されている各種施術院が多いです。医療施設なみに初回時に
初診料も取るところが多く、料金は一般に高めが多いです。残念ながら、健康食品
販売や物品販売などで、本来の目的を逸脱したところが出ています。
「カイロプラクティック」とは
日本での格付けは整体に含まれる、どこの国の資格でも「民間療法」ですから、当然
保険は使えません。こちらもまたいくつもの流派、団体が存在し、施術法も様々です。
ギリシャ語のchiro(手)とprakticos(技術)から名づけられた。脊椎のズレや
ゆがみを矯正することにより症状の改善を図るというもの。本来のカイロプラク
ティックはアジャストと呼ばれる脊椎矯正(クラッキングというボキッという音を
伴う)が残念ながら未熟な施術者が多く、施術時の事故もこれまた多く、厚労省から
一部の施術法の禁止通達が出ています。事故が多いことから保険金の制限があったり
して、他の療法に転向しているところも出ています。1895年にアメリカのパーマー
博士により創始された手技療法。カイロプラクターと称して有資格者であるかのように
宣伝しているところがありますが、日本では整体に含まれる民間資格です。
「オステオパシー」とは
これも日本では整体に含まれる民間療法です。カイロプラクティックのような骨を
矯正するという療法とは異なり、ギリシャ語のosteon(骨)とpathos(治療)を語源
とはしているが、骨格筋や血液、リンパ、脳脊髄液の流れなどを広範囲な医学知識の
もとに、中国整体法に酷似した療法を行います。1874年にアメリカのスティル
博士により創始された療法。

★★【ヒーリング】とは☆☆

ヒーリングとは、俗に言う単なる「癒し」というように訳されます。
整体業界の中でのヒーリングとは、単なる「気分転換」「安らぎ」「雰囲気」程度の
軽い意味で使用されてしまい、森林浴やハーブなどの自然療法、アロマテラピーなど
から植物療法、音楽療法、呼吸法、瞑想なども含まれます。
広義では、「スピリチュアルヒーリング」の中でも、《氣》などを使用する術者などの
持つ肉体や霊体の「身体エネルギー」を使用するものです。
狭義では、「治療」という意味の言葉です。それらとはまったく次元が異なるエネル
ギーを使用する「スピリットヒーリング」があります。

【◆安全な整体を受けましょう!】

▽整体(中国整体を基に、日本生まれの日本人の体型にあった諸施術法ですが)、
カイロプラクテック(アメリカ生まれの骨格矯正法といわれるもの)と言うと、骨を
ゴキゴキ鳴らすもんだと思い込んでいませんか?音がすると施術者側はもちろん、
受術者側も「骨が整った、直った」と思っていませんか?以前私もそう思っていました。
テレビなどの特集などのパフォーマンスで誇張されたため、そういうものだと思われて
います。一時的なものです。しばらくするとまた元に戻ってしまいます。
そういうのを期待して来院される方が最近続いたので、一言教えたくなりました。
▽骨が鳴るのは、手足の場合骨と骨とをつないでいる関節内の液体の気泡がつぶれる
音だそうで、大きい骨は靭帯に無理な力が加わって伸びるときの音、といわれています。
骨が正常な位置に戻った音ではないのです。それどころか、こういう矯正法は大変
危険で、残念ですが事故が後を立ちません。
靭帯が伸びてしまったり、骨折をしたりとあまりの事故の多さから、厚生労働省は
主にカイロ…施術者が用いる、頚椎など一部の矯正法を禁止したほどです。
こういう技法は、簡単に学校で取得できるものじゃないと認めたようなものです。
経験が長ければできるというものでもないのですが、こういう技術をマスターできる
のは大変難しいとのことです。業界の常識としてそのような技術者は、ホントに
わずかしかいないようです。これとは別に、大ハンマー状の器具を使った技法を受けて、
さらに腰を痛めて当方に来院された方がいました。
▽カイロは米国では資格として有名ですが、最近ではカイロでも、やせる「耳ツボ」を
はじめたり、最新の情報では事故の多いカイロから、オステオパシー(骨と筋肉)に
切り替えているそうです。オステ…や痛くないカイロ、「ソフト整体」→正しくは
「ソフトカイロ」だと思う!などと言うところが増えてきたのは、そういうことからか。
▽整体とカイロ、日本では民間の単なる資格で、自由に看板を掲げて商売できること
から混同されるゆえんかも知れません。実際NTTの電話帳は同格みたいで、
『各種療法「カイロ」・「整体」』の見出し。じゃ、タイ式、ハワイ式、足底は?
・・・現行の日本では、いずれも「整体」に含まれて、特に整体資格は必要ありません。
そこで創立者のそれぞれの趣旨のもと、そういう関係の学校があり、知識や体験の場
としてみなさん学んでいます。それにしても整体師養成学校が増え、乱立しています。
整体師の資格は、誰でもなれる、どこでも取れる、整体師なら誰でも持ってるもので、
同業者であるのに範囲が広すぎてまとまりが無く、いかにもらしい呼び名の種類が
多すぎて、統一規格どころか、「基準の無い民間資格」です。なぜなら、先生一人の
学校から、派閥がそれぞれ自校を立ち上げたり、OBが個人で収入アップのため
独自に生徒募集をするなど、規定がないからです。
▽医療機関や治療院などで長時間待たされて、治るのならいいですが、「週に二、三度
通院、さらに週一、月一と通ってもう何年、治っていないことに気づかず
健康保険が使えるから、全く気にならない。むしろそこが社交場で、常連となって
いることで、安心感、満足感、優越感を持っている」最もこういった方ばかりじゃ
ありませんが、整体院や療術院では保険が使えないので、三千円も出すのだから治す
のが当たり前という方が、あまりにも多くいらっしゃいます。
そういう訳で、いろんな技法(民間資格)の整体療術者は、それぞれの技術で競って
いるんです。ちなみに「按摩・マッサージ・指圧師」の場合は、当然国家資格保持者で、
無いと無資格です。でも国家資格をお持ちの方が、兼業で【整体もどき】を営業して
いるのはなぜでしょうか。整体の単価を得られるだけではありません。
そちらの療法では、体がよくならないからです。だから、各種整体が進化したんです。
▽当所は、整体療術師としてそれ以上の、技術のほか必然出遭った究極の療法で、
必要とされる方に、病気を治すお手伝いをいたします。ほんとにやるのと思うような
矯正ローラー・ハンマーなどの器具や薬品を使ったり、そういう身体に害を与える
医療行為はいたしておりません。気休めだけの○○の雰囲気、高価な△△マッサージ風、
効果不明の××式等、さらにはサプリや健康食品、物品などの販売はありません。


※リラクゼーションセラピストは2010年2月18日、日本標準職業分類429として新たに
分類されたとのことです。これにより、整体師とセラピストは違う職業に分類され、
リラクゼーションセラピストとはリフレクソロジスト(足裏のツボを刺激する人)等を
含む、なんと気持ちよさをメインにするリラクゼーションが職業として認められました。
いわゆるリラクセーションサロンに勤務する従事者、業務委託者の方を指し、整体業とは
異なるということなんだそうです。どうして分けるのかなんとも理解しがたい処分です。

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